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山本が日本に戻ると、酒造許可の取得や
製造工場の設計といった準備が次から次へと押し寄せました。
すべてが日本初なので、製造工場機械も
日本酒用の機械を作っている会社に依頼してアレンジし、
どうしても無い場合は韓国から部品を取り寄せました。
途中、環境や製造量の違いからくる“味のぶれ”
という課題に直面することもありました。
しかし山本たちには、それまで支えてくれた国内外の
大勢の方たちに恩返しがしたい、という思いがあります。
諦めず膨大な試作を重ねた結果、ついに自社工場にて
納得のいく美味しいまっこりをつくるレシピが完成しました。
正統製法による、日本初・国産まっこりの誕生です。